住宅や建造物の中には基本的に水道管が張り巡らされており、それを利用して水の供給が行われています。
設置されている水道管は全て同じというわけではなく、場所や用途によって様々な種類の水道管が設置されます。
今回は水道管の種類を始め対応年数や相場費用までお話していきます。
水道管の種類について
水道管の種類としては以下があります。
- 鉄管・鉛管
- HIVP管・ポリ管
- 銅管
- ステンレス鋼管
- エルメックス管
一昔前まで使われていた鉄管・鉛管を始めHIVP管・ポリ管や銅管・ステンレス鋼管・エルメックス管といったものがあります。
下記では上記の水道管の種類に関して、より詳しい内容を記載していきます。
鉄管・鉛管
水道管が多くの家庭や建物へと普及され始めた際に主流として使われていたのが鉄管・鉛管の2種類です。
広く普及した鉄管・鉛管ですが加工の手間に加えて錆びやすいといったデメリットがあり、それにより様々なトラブルでまで引き起こします。
そのため2024年7月現在では鉄管・鉛管に変わる新たな素材の水道管が普及してきており、鉄管・鉛管は消えつつあります。
HIVP管・ポリ管
鉄管・鉛管に変わって普及してきているのが樹脂製のHIVP管・ポリ管といったもので、鉄管・鉛管と交換などされてきています。
錆びにくいプラスチック製の樹脂素材が使われており、加工が簡単な上に修理・施工の費用も抑えられると言ったメリットがあります。
その代わりHIVP管は温度の極端な変化に弱くポリ管は値段が高くて太陽光に弱いといったデメリットがあるため、場所・用途によってHIVP管とポリ管が使い分けられる形になっています。
銅管
耐熱性の高さに加えて耐食性もあるため、給湯管としてよく使われているのが「銅管」です。
経済的にも優れた管であるため、一般家庭の水道管・給湯管以外に医療設備の配管にも銅管が使われていることが多いです。
接続に「はんだ付け」が必須なので工事・修理に手間がかかることや、耐食性が高いものの腐食することがあり、結果ピンホールという小さな穴が開くことがあるといったデメリットがあります。
ステンレス鋼管
調理器具や厨房機器・医療機器などに利用されるほど衛生的な素材であるステンレスを使い、錆が発生しにくいのが「ステンレス管」です。
必要なくなって廃棄した際にダイオキシンが発生しないことやリサイクル性が高いことから、サステナブルな素材としての注目もされています。
初期費用が高くなってしまうというデメリットがありますが、劣化もしにくい水道管なのでメンテナンス費用や修理費用を抑えやすく、長期的に考えるとかなり経済的ですね。
エルメックス管
ご紹介している水道管の中でも特に最近登場してきましたがまだあまり水道管として使用されていないのが「エルメックス管」です。
-70度~95度と幅広い領域の温度に対応が可能となっているため、凍結による破裂が起こりやすい関連値なんかでも利用しやすいです。
接続に「電気癒着工法」という専用の機器を使って電力を使っての特殊な接合方法で接合するため、水漏れもしにくく注目されてきています。
水道管の対応年数について
記事内では5種類ほど水道管を紹介していますが、使われている素材によって水道管の対応年数は異なっています。
昔かある鉄管やポリエチレン管・HIVP管・塩化ビニール・ステンレスといった素材であれば、大体30~40年程度もちます。
亜鉛めっき銅管だと対応年数が10~15年程度と比較的短めの期間になっていて注意が必要ですね。
水道管交換の費用相場
水道管交換の費用相場は以下の内容によって金額が異なっています。
- 一部だけ交換
- 給水管の交換
- 排水管の交換
- 給排水管の交換
一部だけの交換であればかなり安いですが、それ以外の交換になると基本10万は越えてきます。
ここからは、上記の水道交換内容別に費用相場に関して詳細な情報をお届けいたします。
一部だけ交換
穴やヒビが入ってしまった一部の水道管を交換するだけなのであれば、1万~1万5千円程度で行ってもらえます。
ただしこの金額は交換がやりやすい場所にある水道管のときぐらいで、これが壁や床に埋められている箇所だと金額が上がります。
外に設置されているような交換しやすい水道管であれば、一部だけ交換の場合2万円以下とかなりやすい金額で交換を行ってもらえます。
給水管の交換
給水管全体の交換を行う場合場所によっては金額が上がりますが、大体の場合は10万~20万円程度で行ってもらえます。
これが床や壁の中にある水道管で剥がさないといけないとなると、追加での工事料金をとられることになります。
給水管の場所を確認してみて追加の工事がそこまで必要ないなら、20万円ぐらいに抑えることは可能です。
排水管の交換
排水管全体の交換である場合、給水管よりも埋まっていることも多く費用相場としては20万~30万と給水管より高いです。
家庭や建物から出た排水をまとめて処理するために大体の建物・家庭では床や土の下に設置されていることが多いですね。
詰まりなども発生しやすい箇所になるので、相応の作業がより発生しやすいですね。
給排水管の交換
給水管・排水管の両方を交換する場合、相場費用としては30万~50万円がかかってきます。
単純に給水管・排水管の数が多くなるため、金額も両方を合わせた金額になりやすいですね。
また場合によっては追加の工事が必要となり、相場よりもかなり高くなってしまう可能性が高いです。
まとめ
今回は水道管の種類を始め対応年数や相場費用に関してご紹介いたしました。
水道管は普及され始めた頃は鉄管・鉛管が使われていましたが、様々な問題を引き起こして最近ではHIVP管・ポリ管に変わってきています。
更に銅管やステンレス管といった特徴的な管も使われていることが増えてきており、新たな水道管としてエルメックス管といった水道管も出てきていますね。
今後も新たな素材が使われた進化した水道管が出てくる可能性が大いにあります。
最後まで、ブログを観て頂きましてありがとうございます。
次回も水道のトラブルや水廻りについて投稿させて頂きますので、そちらも観てもらえればと思います。
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